« shed seven「where have you been tonight? live」2003 | メイン | back drop bomb「nipsong」2003 »
2003年12月20日
shed seven@york barbican centre
17時間もかけて辿り着いたイングランドの古都York。寒いが、大雪との天気予報は外れ。雨も止んでて、晴女っぷりを発揮。ホテルに荷物を置いて、barbican centreまでダッシュ(といっても2分くらいなんだが)。さすがに英国人ばっか。shedsの地元だけあって、家族とか親戚とか友達とかも多数見に来ている模様。ちっちゃい子からじいちゃんばあちゃんまで来ているのを見るとさすがpop musicの国やなあと思う。ステージ横にベビーカーが。rickやalanの子供たちも来てるんだろうな。
前座はthe yardsというバンド。ギターがジミヘンぽい音でかっこいいが、わかりにくいので売れなさそう(笑)。1時間弱でひっこむ。MCはbob dilanとかstonesとか、たぶんshedsの好きな曲がかかる。rosesの「made of stone」でなんと合唱に(涙)!MCでだぜ!さすが英国、rosesが一時のブームでなく、ちゃんと浸透し続けてる。thin lizzy「the boys are back in town」が流れる。このyorkでのライブは元々のツアー日程にはなくて(元はLondonが最終公演だった)、あとから追加された。それでつい来ちゃったんだが(笑)、最後のライブを地元でやるってのは“らしい”終わり方だ。まあみんなYorkに住んでっけどね。
客電が落ちてdoorsの何かが流れる中、rick以外のメンバーが登場。1曲目は1st「change giver」のM1「dirty soul」!この曲すげーかっこいいんだよねー。イントロに身震いする中、rick登場。7年前に新宿liquidroomで見たときと同じで、立ち姿がとにかくすらりと美しい。clashの3rd「london calling」の裏ジャケの、ギター持ちながら歩くjoeの写真みたい。動くとこれまた相変わらずルパン三世なんだが(爆)、そこももー好きで好きで。声もぴいんと張りがあって、独特の節回し。こぶしが入っちょる(笑)。演奏力もあるし、ファンも熱いし、いいバンドだ、いまでも。捨て曲もほとんどない。こんなバンドが新作を出せずに解散せざるを得なくなるなんて悲しいが、showbizの世界は“いいバンド”ってだけではだめなのが現実だ。マスコミを味方に付けるってのも実力のうち。shedsはマスコミ受けがものすごーく悪かった(NMEとかな)。たぶん素朴すぎたんだろう。
ライブはまさにsheds bestな選曲で、当然シングルカットされた曲が多い。が、そんな中でも2nd「a maximum high」のM2「magic street」、M6「out of my mind」、「ほんとに初めの頃に書いた曲なんだ」と言って歌ったシングル「speakeasy」のb面「around your house」ってな、じみーな名曲もちゃんと聞かせる。そんな渋い曲も含めて、もー全曲大合唱。rickがちゃんと歌ってるときでも、彼の声がかき消されそうなくらいの。「俺たちはいつもファンベースのバンドだった」と解散を発表した直後のrickは言ってたが、それに恥じないファンの歌いっぷり。最後のライブだってわかってるのに、感傷的になってる暇もなく、がんがん歌い続ける。ベスト盤「going for gold」にしか入ってないM9「high hopes」。背後からの強烈な光が当たってシルエット姿のrickが高らかに歌い上げる。く〜泣かせる!嗚呼、ほんとに絵になる男だ、rickは。あんな立ち姿が美しい人に絶対なる。
本編の最後は「disco down」。一番最近のヒット。この曲ってかわいい。「ディスコ燃しちまえ!」って(笑)。アンコールは2回。今日は2ndシングルでshedsがブレイクするきっかけとなった(それであたしも知ったんだが)「dolphin」が最初のアンコールのラスト。groovieeeeee!!!alanはあたしの好きなフロアタムをどんどこ使うので大好き。若かりし頃はちゃかぽこして、すっげー走ってたけど、いまはもうだいじょぶ(笑)。ばっちり決まる。2度目のアンコールで出てきたrickが挨拶する。「最初に俺らのツアークルーに。何年もありがとう。それから(くるっと振り向いて一瞬息を呑んでからバンドのメンバーに)お前らに(笑)。そしてもちろんファンのみんなに。本当にありがとう。この瞬間を終わりにしたくはないけど、なるんだよな。そいじゃあとでな。うちに来いよ」そして最後はたぶん1番人気の「chasing rainbows」。rickはここ数年、サビを少し変えて歌う。元々は「i could deny but i'll never realise/i'm just chasing rainbows all the time/i could deny but i'll never realise/i've been chasing rainbows all my life」なんだが、最後のサビだけ3ライン目を「i could deny but i'll never change my mind」って。
alanが床に落っことしたマイクをけっ飛ばして、shedsは去ってった。取り残されたあたしたちは、最後だというのに泣くことも忘れて、拍手しながらただ呆然としてた。悲しいはずなのに、どこか清々しい気持ち。来てよかった、最後に立ち会えて。shedsやクルーや友達や家族は、これからrickんちでafter partyを一晩中やるみたいだ。おうよ、虹を追ってこうぜ、一生。変わんなよ。虹を追ってくよ、あたしも。誓うよ。いつかまた出てこいよ、rick。そんな美しい声と立ち姿を持ってんのに、このまま消えてくなんてもったいなさすぎるぜ。ずっと待ってっからな。
setlist
--main
dirty soul
she left me on friday
going for gold
why can't i be you?
magic streets
on standby
around your house
devil in your shoes
parallel lines
ocean pie (acoustic)
speakeasy (acoustic)
cry for help
getting better
bully boy
high hopes
disco down
--encore1
out by my side
where have you been tonight?
dolphin
--encore2
chasing rainbows
投稿者 nyaa : 2003年12月20日 22:12
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.birdies-perch.com/mt/mt-tb.cgi/836
このリストは、次のエントリーを参照しています: shed seven@york barbican centre:
» shed seven@shepherds bush empire from birdies* perch
shed sevenのことが昔っからもう何故かえらく好きで好きで。人生を変えられ... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2007年12月23日 04:30