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2006年6月26日
日本、グループリーグ敗退
オーストラリア戦、クロアチア戦よりはずっと頑張ってた。でもやっぱもっとできたと思う。
玉田のゴールはすばらしかった。三都主のスルーパスはもちろんすばらしかったが、あれを生んだのは稲本が体勢を崩しながらも左サイドに展開した縦パスから。それまでほとんど押されてたなかで、よくチャンスをものにしたと思う。でもやっぱ、前半ロスタイムの失点はなしだろう。あれがあってもなくても結局ブラジルが勝ったかもしれないけど、せっかく結果を出した前半残り数分すら守りきれなかったのはイタすぎた。
後半、ブラジルにいいようにされてしまって、また足が止まってしまった。勝負に行くしかないのに弱気な横パスばかり。そんななかイナはよく頑張ってたと思う。攻めきれずにどうしても横に横にばかりパスを出す選手が多いなか、隙間を縫って前線に縦パスを入れてたのはイナくらいだった。チャンスと見れば自らミドルシュートを打ったりドリブルで持ち込んだり。ディフェンスもクロアチア戦同様よくやってた。ただ後半ブラジルにガンガンやられて追い込まれたとき、それまでと同じように最終ラインとバランスを取ることを第一に考えたプレイをしてたけど、あそこまで来たらもうアンバランスになってもいいからもっともっと攻めにいってほしかった。
それからヒデ。弱気なボール回しが目立つなか、ヒデもやはり縦に攻め込んで行ってた。絶好調とはいえなかったと思うけど、彼も最後まで絶対に諦めず、力の限り必死でやってた。試合が終わってから力尽きてピッチに倒れ込み、天を仰いで泣いてたヒデ。でもどこか穏やかな表情でもあった。たまらなかった。
日本代表にポテンシャルやテクニックが、他の31の出場国と比べて圧倒的に足りないとは思わない。でも勝ち抜き方は知らないと思う。どこで守るか。どこで攻めるか。どこは一歩前に出て抑えななきゃいけないか。どこは無理してでも前に出て攻めなきゃならないか。負けているとき、どうやって追いつき、勝ち越すか。同点のとき、守りきるのか、さらに攻め続けるのか。勝っているとき、守りに行くのか、さらに突き放しに行くのか。ステージによっても時間帯によっても判断は異なるはずだ。それがわからないから、残り10分を抑えきれない、勝ちきれないのだと思う。「日本はW杯にもう一度出れば勝てるようになる。まだ経験不足」とどこかの強豪国の記者が言ってた。そうかもしれない。でも初出場でベスト16まで行ったオーストラリアやガーナもいれば、強豪と言われながらほんの一瞬のミスで決勝Tに行けなかったチェコやアメリカもいる。フットボールはどんなに弱くても、すべてのチームに勝つ可能性がある。だから面白くて怖いのだ。次の監督は、勝ち抜き方を教えられる人になってほしい。オシム監督?!いいじゃーん☆
そして90分フルで戦える体作りを!キックオフ時間が早いせいで暑かったせいもあるかもしれないけど、試合開始時間はとうにわかってたのだから、コンディションが悪かったなんて言い訳にならない。チームにトレーナーの専門家がいるのはいまどき当たり前。ここまでにきっちり仕上げてくるのがプロというもんだろう。海外のトップリーグで現役を続けている30代後半の選手の方がよっぽど90分フルで戦えてるぞ。最後までボールを追って攻めに行ってたのは、ヒデ、イナ、玉田、大黒。誰が最後まであきらめなかったか、強い精神を支える強靭な体を持ってたのは誰か、絶対に忘れない。
投稿者 nyaa : 2006年6月26日 23:37
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